飲食店で不用品を処分する際の注意点は?

飲食店では、設備の入れ替えや閉店時などに不用品の処分が必要になることがあります。
しかし、適切な手順を踏まずに処分を行うと、法律違反やトラブルの原因になることもあるでしょう。
そこでこの記事では、飲食店で不用品を処分する際の注意点について解説します。
▼飲食店で不用品を処分する際の注意点
■産業廃棄物と事業系一般廃棄物を正しく分別する
飲食店から出るゴミは、家庭ゴミとは異なり「事業系ゴミ」として扱われます。
調理くずや紙くずなどは事業系一般廃棄物、厨房機器や業務用の冷蔵庫などは産業廃棄物に分類されることが多いです。
それぞれ処理方法が異なるため、種類に応じて適切に分別・処理する必要があります。
■許認可を得ている業者に依頼する
不用品の回収や処理を業者に依頼する際は、必ず「産業廃棄物収集運搬業」の許可を得ている業者であるかを確認しましょう。
無許可業者に依頼すると、不法投棄のリスクがあり、最終的に排出者である飲食店側が責任を問われることもあります。
そのため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
■リース契約している設備がないか確認する
厨房機器や冷蔵庫などは、購入ではなくリース契約で導入している店舗もあります。
リース品は勝手に処分することができず、返却義務があるため、契約内容をよく確認しましょう。
まずはリース会社に連絡し、正しい返却手順で進めることがトラブル防止につながります。
▼まとめ
飲食店で不用品を処分する際には「ゴミの種類に応じた分別」「許可業者の利用」「リース契約の確認」の3点が特に重要です。
それぞれのポイントを抑えることで、スムーズに不用品を処分できるでしょう。
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飲食店で不用品の処分をお考えの方は、いつでもご相談ください。