CONTACT

072-874-3656

受付時間:月〜金 7:30~17:30

マニフェストを運用する流れは?

産業廃棄物の適正な処理を確認・管理するために欠かせないのがマニフェスト制度です。
しかし、どのような流れで運用するのかご存じない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、マニフェストを運用する流れについて解説します。
▼マニフェストを運用する流れ
①運搬業者に交付する
まず、産業廃棄物の排出事業者が運搬業者にマニフェストを交付します。
廃棄物の種類・量・運搬先などの情報が記載されており、運搬業者は内容に従って安全かつ確実に運搬しなければいけません。
②中間処理業者が処理を行い記録する
運搬業者が廃棄物を中間処理業者へ搬入すると、処理業者は内容を確認し、適切な処理を実施します。
この段階で、処理内容に関する情報が正確に記録されることが重要です。
③最終処分業者が最終処分を行う
中間処理が必要ない場合や、処理後に残った廃棄物は最終処分業者に引き渡されます。
最終処分業者は埋立処分や焼却処分などを行い、マニフェストに処分完了の情報を記入することが必要です。
④排出業者が保管する
全ての処理が完了した後、マニフェストは排出事業者に返送され、一定期間(通常5年間)保管されます。
排出業者が保管することで、万が一トラブルが起きても履歴の確認が可能です。
▼まとめ
マニフェスト制度は、廃棄物の排出から最終処分までの流れを明確にし、不適切な処理を防止するための重要な取り組みです。
各業者が責任を持って正確に記録・報告することで、法律を守りながら環境への負荷を軽減できるでしょう。
大阪の『有限会社喜来商店』では、金属スクラップの回収・買取を行っています。
金属スクラップを処分しようとお考えの方は、いつでもご連絡ください。

新着お知らせ