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マニフェストの種類は?

産業廃棄物の適正処理を確認・管理するために欠かせないマニフェスト制度には、2つの運用方法があります。
それが「紙マニフェスト」と「電子マニフェスト」です。
しかし、それぞれどのようなものかイメージできない方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、マニフェストの種類について解説します。
▼マニフェストの種類
■紙マニフェスト
紙マニフェストは、従来から使用されており、7枚複写の専用伝票を用いて、産業廃棄物を処理した流れを記録する形式です。
運搬業者・中間処理業者・最終処分業者などが順に記入・署名し、写しを返送して処理状況を確認します。
メリットとしては、電気通信設備が不要で導入しやすい点です。
しかし手書きで記録するため、記入ミスが生じるおそれがあり、紛失リスク・保管の手間などの課題もあります。
■電子マニフェスト
電子マニフェストは、インターネット上で処理の記録・報告を行うシステムです。
専用の電子システムを活用することで、リアルタイムに処理状況を確認でき、報告書の自動作成や集計機能も利用できます。
メリットは、記入ミスの削減や業務効率化が期待できる点です。
ただし、初期登録やインターネット環境の整備が必要であり、操作を習得するまでに時間がかかる可能性があります。
▼まとめ
紙マニフェストと電子マニフェストには、それぞれメリットや注意点があり、事業規模や処理体制に応じた使い分けが求められます。
制度を正しく理解し、活用していくことで、企業の信頼性向上にもつながるでしょう。
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